漆喰(しっくい)について
漆喰とは消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とする塗素材で、昔から神社仏閣、文化財、土蔵、お城、住宅などで使われてきました。
今その漆喰が見直されつつあります。
山下組では漆喰も取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。
〇優れた耐火性
漆喰は建築基準法でも不燃材料として認められており、火災時に煙や有毒ガスの発生がないことが特徴です。江戸時代には防火として壁に塗られるなど、蔵やお城を守ってきました。
〇優れた調湿効果
漆喰は空気中の水分を吸ったり吐いたりする性質があり、湿度を一定に保つ働きがあります。結露を防ぐなど日本の気候に適しています。
〇自然素材の安心感
自然素材でありシックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドを使用していません。人の体に優しい素材です。
以下の旧吉島家は、明治40年に建築された岐阜県高山市にある家屋です。山下組が修繕しました。
黒漆喰について
黒漆喰は、通常の城かべ漆喰仕上げの上にさらに黒漆喰仕上げをする工法です。
近年はカラー色やパターン仕上げなど、様々な仕上げもできるようになりました。
山下組では黒漆喰の施工も行っております。
こちらは高山市合同庁舎の施工例です。黒漆喰は落ち着いた雰囲気を演出できます。